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「スマート脳ドック」開院3年で脳ドック延べ受診者が4万人を突破

#スマート脳ドック #脳ドック #MRI #メディカルチェックスタジオ
2020.12.21
「スマート脳ドック」開院3年で脳ドック延べ受診者が4万人を突破

 

 

コロナ禍でストレスなど睡眠障害を抱える
働き盛り世代(30~50歳代)の受診者が増加傾向
CT検査により無症状の方に肺炎が見つかるケースも

 

“脳ドック”に特化した画像検査サービス「スマート脳ドック」を提供するメディカルチェックスタジオ東京銀座クリニック(東京都中央区、院長:知久正明 以下「MCS」)は、2018年1月のサービス開始以来、延べ受診者が4万人を突破いたしました。(2020年11月末時点) これを機に、コロナ禍前後における働き盛り世代(30~50歳代、以下「働き盛り世代」)の画像および問診データの分析結果(2018年1月~2020年11月MCS受診者データ)についてお知らせいたします。

 

 

 

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「スマート脳ドック」の受診者傾向

受診者の8割が働き盛り世代。スマート脳ドックは、これまで脳ドック受診の機会が少なかった働き盛り世代を中心にご利用いただいております。

1.全体の75%は脳ドックを初受診

2.日本全国47都道府県からの来院

3.男女比は約5:5

4.受診者の78%は30~50歳代の働き盛り世代

年代別では40代が33%、次いで50代が30%、30代が15%)

 

 

 

 

「スマート脳ドック」の結果分析

1,睡眠障害を抱える受診者は約6割。コロナ禍で増加傾向に
睡眠障害を抱える受診者の割合はコロナ禍前後で比較すると、増加傾向にあることが分かりました。この結果から、コロナ禍におけるストレスにより睡眠障害を抱える受診者が増えていると思われます。

 

 

 

 

認知症や脳梗塞発症に関わる「大脳白質病変(※)」について

「大脳白質病変※」は将来的な認知症や脳梗塞発症のリスク因子とされ、年齢が上がるにつれ発見率が高くなるといわれています。実際に働き盛り世代の年代別では30代で約15%、40代で約26%、50代になると約50%の方にこの病変を認めました。
※大脳白質病変とは、脳内の血流低下に伴い神経周囲が変性すること

 

 

 

 

高血圧を有する受診者の約5割に大脳白質病変を確認

受診者全体の問診内容と検査結果を併せて分析した結果、高血圧の有無によって大脳白質病変発見率に差が認められました。これは働き盛り世代でも同様の結果が表れており、高血圧と大脳白質病変には密接な関係があることが示唆されました。一方で大脳白質病変は将来の認知症や脳梗塞発症のリスク因子であり、基本的には改善しません。そのため、日常生活において高血圧の予防、治療をしっかりと行いながら、定期的に脳ドックを受診することが推奨されます。

 

 

CT肺・心血管ドックによる「無症状の肺炎」の増加

スマート脳ドックのオプションとしても手軽に受診できる「CT肺・心血管ドック」では、肺がんや肺炎、心血管疾患などの有無を検査可能です。特に緊急事態宣言解除後の5月以降のデータでは、発熱や咳などの症状がない受診者における肺炎の発見率が増加しております。

 

 

 

 

メディカルチェックスタジオ東京銀座クリニック院長 知久正明(ちく まさあき)
『未病』を理念として開始したスマート脳ドックの延べ受診者が4万人を超え、健康管理における脳ドックのニーズと必要性を再認識しております。特に若い世代の受診者が増えたことで、今までは存在に気付かなかった早期での脳疾患が見えてきたことも、今後の健康管理において有意義であると考えています。 今年はコロナ禍の影響で、夜の会食自粛により健康状態の改善が見られた方がいる一方で、運動機会の減少や、ストレスによる睡眠障害等で健康を害する方もおられ、脳ドックの検査結果でもそのような傾向が出ていると言えます。 テレワークやリモートワークでの、PCやスマートフォン画面の見すぎによる眼精疲労や、姿勢の悪化によるストレートネックなどでの緊張型頭痛や片頭痛を訴える方も増えています。また、新型コロナウィルス感染者が増加傾向の中で、CT肺・心血管ドックでは無症状でも肺炎を認めた方がいました。ウィズコロナの世界では、どのように健康を維持していくべきかが今後の課題であり、スマート脳ドックでご自身の健康状態を知ることはとても大切なことだと考えています。

 

 

下記のような取材が可能です

・本データ使用取材

・メディカルチェックスタジオ院長へのインタビュー

・スマート脳ドックやCT肺・心血管ドックの体験

 

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